襖の製造・販売、建具の福田表具店です。出張無料エリア:和歌山市、海南市、岩出町、海草郡、有田市、岩備町、湯浅町
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襖の各名称ご存知ですか? / 作業工程(新調) / 作業工程(貼替え)


● 下地(したじ)の種類・・・ふすまの基礎となるものです。

襖は下地の構造から大別して2種類あります。

・組子襖
(和ふすま)
下地を杉、米杉(アメリカ産の杉)などの木で組み上げて、その上に下貼り、上貼りをして仕上げてある襖です。
これは、そり等に強く、現在最も多く使われている襖です。
・ダンボール襖 下地がダンボール等を芯にして、ダンボールの上にはシッケ防止用のアルミ箔が貼られています。
この襖は、貼替えの時に古い襖紙がめくれないので、二重、三重と襖紙を貼重ねていくことになり、ソリがでやすく、アルミ箔を貼っているためにふすま自体が呼吸できません。
このことから和ふすまよりは寿命が短く、作り替えのコストが高くつきます。

● 襖紙の種類

・本鳥の子 雁皮(がんぴ)・三椏(みつまた)・楮(こうぞ)などの繊維を原料にしたて漉きの和紙で卵のようにクリーム色をしているところから鳥の子と呼ばれています。
美しく、長持ちします。

*** お札も鳥の子 ***
私達になじみの深い日本紙幣は、特別上等に漉いた紙に精密に印刷されています。
・鳥の子 本鳥の子が手漉きでつくられるのに比べ、鳥の子は機械で漉きます。紙の風合いも手漉きに近いものが作られています。
・上新鳥の子 鳥の子の普及品ですべて機械漉きのため、比較的低価格です。新調、貼替え共に多く使われる価格帯です。
柄のデザインも和紙の中では一番豊富で、汚れ防止等の機能を持った製品も充実しています。
・新鳥の子 襖紙の中で最も廉価で、機械で、一貫生産されています。
量産性が高いため、公団住宅、集合住宅などによく使われます。
・織物 紙を織り込んで作った薄い織物に紙を裏打ちして仕上げた襖紙です。
天然繊維(絹・木綿など)を使った普及品まで、数多くの種類があります。
特に普及品の織物襖紙はよく使われ、機能性襖紙(下記参照)の種類も豊富です。
○機能性襖紙の例(すべてシックハウス対策済みです)

・防汚、撥水機能
普及品織物の襖紙の表面にフッ素樹脂や抗菌フィルム加工を施したものです。
日常生活の一般的な汚れは、薄い中性洗剤を含ませた布などで、軽く拭き取りください。
・紀州備長炭襖紙
紀州南部のウバメガシを高温で焼き上げた備長炭を粉砕してレーヨンに練りこんで織っています。
これにより、備長炭繊維が臭いをつかまえる吸着効果があり、シックハウス症候群の原因とされるホルムアルデヒドなどの化学物質オ除去し、部屋を快適にする天然素材襖紙です。
・光触媒襖紙
光触媒酸化チタンにタ言うよう荒野蛍光灯の明かりが当たると、有機物質が二酸化炭素と水分に分解する酸化作用を利用し、悪臭などます。
・ビニール襖 塩化ビニールなどで作られた襖紙で、、耐水性と汚れにくさが特徴で、水廻り、洋間などに使われます。
・糊付き襖紙 ホームセンター等で売られているものです。水だけで貼れるものと、アイロンで貼るものがあります。
紙質はあまりよくないです。
 

● 襖縁

縁の素材は、大きく分けて、アルミ製のものと、木製のものがあります。
しかし現在では、木製のものが主流になっています。

木製縁は大別すると、「木地縁」と「塗り縁」に分けられます。塗り縁が主力ですが、最近は木地縁が好まれる傾向にあります。
しかし、木地縁は、日に焼けやすく、汚れやすいという欠点があります。その点、塗り縁は汚れも付きにくく、耐久性に富んでいます。

・木地縁 木地縁には主に外材のスプルースや米杉などで、作られています。
木地縁は全く表面加工しないものと、汚れ防止にクリア塗料等を塗ったものがあります。

1:赤杉縁
2:杉縁
3:スプルース縁
・塗り縁 塗り縁は檜、米杉、杉などの下地に膝、カシューなどの塗料を塗ったものです。

1:カシューツヤ消
2:並カシュー
3:ウルシカシュー
4:目起し
5:木肌縁

(写真は上から順に表示されています)

・ラッピング縁 米杉、杉などの下地に、木目を印刷した紙を貼り付けた縁です。一見、木地縁のように見えます。
安価で最近は需要が多いです。
・引手 引手は、襖を開け閉めするときに、手を掛ける道具という実用面と、和室のアクセントになる装飾品との2つの役割を果たします。

引手は材料によって金物引手と木地引手に分かれ、木地引手には木目の美しさを生かした貴人おのと塗り物があります。
金物引手の材料は金、銀、銅、真鍮、鉄などで、メッキ処理、塗装等で色付けされます。木地引手はくわ、黒たん、竹など。

その他最近では、プラスティックをはじめ、陶器などはいろいろな素材が使われています。これらのうち鉄、プラクティックなどを素材とする普及品は、機械によって製造されていますが、高級品は職人の手によって一つづつ手作りされています




福田表具店(ふくだひょうぐてん)

〒640-8063 和歌山県和歌山市西釘貫丁1丁目1番地

TEL:073-422-5049(FAX:073-422-5056)
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